買取査定をご依頼頂き喜んで頂けるお客様や、ガッカリされて帰られるお客様、様々いらっしゃいます。
より透明化を図る為にこの曖昧に思われがちな買取査定をできるだけ明確に表現してほしいとのお声がありましたので今回はこちらのテーマで記載してみます。
結論『商品による』がやはり正確な答えになってしまいます。
明確に表現してないじゃないかと思われると思いますがその理由について。

1. メーカーによる対応が終わっている
新品未使用のままでもメーカーによる対応が終わっている商品は需要が落ちていきます。同メーカーで新モデルが出ている場合も更に需要が落ちます。

2.販売手数料/人件費/送料
セカンドストリート、BOOKOFFなど大手買取店でもヤフオクやメルカリなどに出品するのが今の時代です。
その工程は清掃→撮影→説明文→売れた後の交渉→梱包→発送全てに人件費がかかります。
さらに販売手数料の10%がECサイトから引かれて+送料が引かれるので、商品の状態や大きさや重さや発送する住所によって大きく異なります。

3.季節の需要
夏の季節にはストーブより冷風機が高く売れますが、査定に持ち込まれる多くは季節外の物です。
当然その季節内の価格では買取は難しく、寝かせて半年後に販売しても故障しているリスクがあります。

4.回転率(売れやすさ)
需要と供給量のバランスで価値が決まるので、例えば1年で10000個売れてる商品は、相場価格に近い形で買取が可能になりますが、1年で10個しか売れない商品に対しては相場価格近辺では買取できなくなります。

【例え】
⚫︎大人気の現在相場価格5000円のゲーム機を4000円で買取した場合すぐに売れるので利益1000円。
⚫︎あまり売れない現在相場価格5000円のゲームソフトを4000円で買取したが、一年間売れなかったので3000円に相場が落ちていた。→1000円の赤字
↑上記の様に同じ現在相場価格でも、商品の需要回転率を見なければ赤字となってしまう為に、買取額が異なります。

以上の理由などにより、買取査定は『商品による』という答えになっていきます。
何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます*